敢えて選ばれない道

企業責任は、私たちにとって多くの意味を持ちます。これには、商業的利益としての成功だけでなく、人や環境へのプラスの影響をもたらすビジネスモデルに対する当社の責任が含まれます。

Time for Change_Image

 
資源に限りのある世界では、「取って作って捨てる」という直線型の経済は持続可能ではありません。そうではなく、自然に見られるような循環型の方法で再度生まれ変わることのできるように製品を作るよう、ビジネスの姿を変えるべきです。私たちの考えでは、商品や材料が再利用・リサイクルされる循環型経済に向けて企業はビジネスモデルを再構成する必要があります。

2008年に、Cradle to Cradle®(ゆりかごからゆりかごまで)のコンセプトに感銘を受けたDessoの経営陣(現CEOのアレキサンダー・コロデスキューリーと会長のステフ・クラネンディクを含みます)が、2020年までにすべての製品をCradle to Cradle®原則に従ったものにするという当社の現在の方向性を定めました。

自然の連続的なサイクルに倣ったこのコンセプトは、材料の使用と製品の設計を環境と人間の健康に好ましい形で行うことを企業に求めるものです。簡潔に言えばこれは、好ましいと判定された材料1)を使用することで製品の返却と材料のリサイクルを通じて新たな高品質の製品を生み出すことを可能にすることです。その際には、技術的経路と生物学的経路の2つの経路が利用されます。前者の場合、材料は新たな製品を作るための製造プロセスに投入され、後者の場合は、土壌に栄養素として返すことができます。

いずれも、材料のすべてを新たな成長に利用するサイクルを無限に続けるという意味で、「桜の木」のような命ある自然のシステムと同様の働きをします。

しかしこれは容易ではありません。Cradle to Cradle CertifiedCMプログラムの審査機関が定めた5つの基準 を製品が確実に満たせるようにするためには、多数の複雑で厳格な手続きを守らなければなりません。この基準は、コンセプトの共同起草者であるドイツの化学者で元グリーンピース・サイエンティストのMichael Braungart教授と米国の建築家のWilliam McDonoughが策定したものです。

Dessoは、Cradle to Cradle®の理念と循環型経済への移行に向けて努力することが天然資源を効率的に利用すること、環境フットプリントを改善すること、製品の材料を健康的なものとすることを可能とし、人と地球に利益をもたらすと考えています。

1) 「好ましいと判定」とは、すべての原料がCradle to Cradle®評価基準に従って、グリーン(最適)またはイエロー(許容可能)と評価されたことを意味します。Cradle to Cradle CertifiedCMプログラム・バージョン2.1.1(2008年9月MBDC作成、2011年1月更新)に従っています。

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